ノロウイルスにご注意を

2018/01/10

激しい下痢や嘔吐などの症状を引き起こすノロウイルス。毎年冬場に流行する感染性胃腸炎の主な原因であるノロウイルスは感染力が強いのが特徴です。
 特に保育園や幼稚園、小学校などで集団感染が起こりやすく、感染した子どもがおうちにウイルスを持ち帰り、あっという間に他の家族に拡がってしまうケースも珍しくありません。

ノロウイルスって?
ノロウイルスは毎年十一月から一月に流行する、感染性胃腸炎の原因となるウイルスです。
主にヒトの手指や食品などを介して感染し、おう吐、下痢、腹痛などの症状を引き起こします。
ノロウイルスの治療薬や予防のワクチンはなく、特に抵抗力の弱い子どもやお年寄りは吐いた物を喉に詰まらせたり、肺に入って肺炎を起こして死亡するケースもあるので注意が必要です。またノロウイルスは感染力が非常に強く、感染者の吐物やふん便中に含まれる数百万~数億個のうち、わずか十~百個程度で感染すると言われています。

感染経路は?
 感染者の便や尿による接触感染や汚物が乾燥して空気中に舞い上がったウイルスを吸い込む飛沫感染。食品の加熱処理が不十分な接触感染など様々です。
感染すると、一~二日で発症。吐き気、おう吐、下痢、腹痛などを引き起こし、発熱することはあっても、高熱になることはあまりありません。通常、これらの症状が一~二日続いた後、自然に回復しますが、高齢者や子供の場合は、一日に二十回以上の下痢をおこし、脱水症状などで入院が必要となることがあります。
また、感染しても発症しない場合や、軽い風邪のような症状の場合もあります。しかし、そんな人のふん便にも発症者と同じほどのウイルスが潜んでいるため、二次感染の予防対策に注意が必要です。

予防法は?
手洗いは手指に付着しているノロウイルスを減らす最も有効な方法です。
帰宅時や調理を行う前、食事前、トイレの後に、流水と石鹸による手洗いを行いましょう。食事はなるべく火を通したものをいただきましょう。特に貝類(主に牡蠣、シジミ、アサリなどの二枚貝)はしっかり加熱した状態であれば感染しません
キッチンや調理器具などの消毒は次亜塩素酸ナトリウムを用いましょう。
頻繁に触れるドアノブや手すりなども注意が必要です。